こんにちは お元気でお過ごしでしょうか.


季節の変わり目に注意したい循環器リスクと感染症予防


日中はまだ暑さが残る一方、夜間は肌寒さを感じるようになってきました。昼夜の気温差が大きくなるこの時期は、体調を崩しやすく、特に循環器疾患と感染症に注意が必要です。

1. 循環器リスクの増加
朝晩の冷え込みは血管を収縮させ、血圧の急上昇を引き起こすことがあります。高血圧や心疾患をお持ちの方は、就寝前や起床時に部屋を暖める、起床後にゆっくりと体を動かすなど、血圧変動を抑える工夫をしましょう。

2. 感冒とコロナウイルス感染の再拡大
最近、全国的に新型コロナウイルス感染がみられます。軽い咳や喉の痛みでも、体調がすぐれないときは無理をせず、周囲への感染拡大を防ぐためマスク着用や手洗いを徹底してください。今後は風邪やインフルエンザも流行しやすい季節のため、十分な睡眠と栄養で免疫力を保つことが重要です。

3. インフルエンザ予防接種の開始
当院では**10月中旬からインフルエンザの予防接種、新型コロナウイルスの予防接種を開始予定です。特に高齢の方、心疾患や高血圧などの持病がある方は早めの接種をおすすめします。接種スケジュールについては、受付またはお電話でご確認ください。

4. 生活習慣の工夫
日中の適度な運動、バランスの取れた食事、室内の加湿など、季節の変化に体を慣らす習慣が大切です。体調の変化を感じたら、早めに受診し重症化を防ぎましょう。

秋の入口は、一工夫で大きな健康リスクを避けられる季節です。体を温め、感染症対策を徹底し、安心して秋を楽しみましょう。