このような症状はありませんか?
- 夕方に足がむくみやすい
- 左右差がある・片足だけ腫れた
- 体重が増えた
- 息切れ・疲れやすさがある
- むくみ部位に痛みや熱感がある
- 長時間座っている・立っている
- 降圧薬(カルシウム拮抗薬)を服用
- 以前からむくみがあるが最近悪化した
「急に片足だけ腫れた」「痛み・熱感がある」「息苦しさ・胸の痛みを伴う」場合は、深部静脈血栓症や肺塞栓症の可能性があり、早めの受診が大切です。
こんなときは、相談してよいサインです
むくみは、長時間の立位・坐位や塩分の摂りすぎなどでも起こります。
一方で、「年のせいだろう」「受診するほどではないかも」と迷う方も少なくありません。
次のような場合は、一度ご相談いただいて差し支えありません。
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夕方に足がむくみやすい・続く
靴がきつい、靴下の跡が残る状態が続く
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左右差がある・片足だけ腫れた
特に急な片側の腫れは早めの確認が大切です
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息切れや体重増加を伴う
心不全の可能性を意識して評価します
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痛みや熱感がある
血栓などの可能性も含めて確認します
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不安が日常生活に影響している
むくみが気になって活動を控えている
重い病気だと決めつける必要はありません。
受診の目的は「異常を見つけること」だけでなく、今の症状の意味を整理することでもあります。
むくみの原因として考えられるもの
心臓に関係する原因
心不全では、心臓のポンプ機能低下により体液が滞り、足や足首のむくみが出やすくなります。息切れや疲労感を伴うことがあります。
進行すると重症化するため、早めの評価と治療が重要です。
その他の原因
深部静脈血栓症、腎臓病、肝臓病、甲状腺疾患、貧血、降圧薬や痛み止めの副作用などでもむくみが見られます。
長時間の立位・坐位、塩分の摂りすぎ、高温環境などでも一時的にむくむことがあります。
当院で行う主な検査
診察(むくみの程度・左右差)
頚静脈の怒張や下腿の圧痕性浮腫など、心不全の手がかりを確認します。
心エコー検査
心不全や弁膜症など、心臓由来のむくみがないか評価します。
血液検査
BNP、腎機能、肝機能、甲状腺など、合併症や他疾患の確認に用います。
下肢エコー・胸部レントゲン
必要に応じて、血栓の有無や肺うっ血などを確認します。
当院での実際の流れ
むくみで来院された方には、まず出方を丁寧にお聞きします。
「いつから」「左右差」「朝か夕方か」「息切れや体重増加があるか」などが、次の検査を決める重要な手がかりになります。
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問診・診察
むくみの程度・左右差、頚静脈や聴診、服薬内容などを確認します。
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心エコー・血液検査
心不全や弁膜症、腎機能・肝機能などの評価を行うことがあります。
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必要に応じて追加検査
下肢の評価や胸部レントゲンなど、必要に応じてご案内します。
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方針の説明
経過観察でよいか、治療や精密検査が必要かをご説明します。
急に片足だけ腫れた、痛み・熱感がある、息苦しさや胸の痛みを伴う場合は、早めの受診が大切です。
「少しむくむ」程度でも、続く場合は相談してよいサインです。
よくある不安にお答えします
夕方のむくみなので大丈夫だと思います
夕方のむくみはよく見られますが、心不全などが隠れている場合もあります。息切れや体重増加を伴う場合は特にご相談ください。
薬のせいでしょうか
降圧薬(カルシウム拮抗薬)や痛み止めなどでむくみが出ることがあります。服薬内容を、受診時にお伝えください。
片足だけ腫れました
急な片側の腫れは、深部静脈血栓症などの可能性も含めて早めの評価が望ましいことがあります。
受診するほどではないかもと思っています
軽いむくみでも、原因の整理で安心につながる場合があります。様子見でよいかを一人で抱えず、ご相談ください。
監修医より
むくみで来院される方の多くは、「年のせいではないか」「受診してよいのか」と迷ったうえで相談されます。大切なのは、不安を我慢し続けることではなく、症状の意味を医学的に整理することです。
検査の結果、経過観察でよい場合もあります。一方で、心不全など、早めに見つけた方がよい病気が見つかる場合もあります。どちらであっても、「何が起きているか分かった」ことが、次の安心につながります。
受診時にお伝えいただきたいこと
むくみの原因を見極めるため、次の点を可能な範囲でお伝えください。
- いつから・左右差・時間帯(朝/夕方)
- 体重の変化
- 息切れ・胸痛の有無
- むくみ部位の痛み・熱感
- 長時間の立位・坐位の有無
- 現在の服薬
- 塩分の摂取量
- 過去の心エコー・健診結果