症状別のご案内

息切れが気になる方へ

広島市西区高須・東高須周辺で、息切れや息苦しさが気になる方へ

医師のキャラクター

階段を上るとき、急いだとき、横になったときなどに「息が上がる」「息苦しい」と感じる方へ。息切れは心不全や弁膜症など、循環器の病気の初期サインであることがあります。

山本内科循環器科では、いつから・どんな状況で出るかを丁寧にお聞きし、心エコー、心電図、血液検査(BNPなど)などで原因を評価します。

監修:院長 山本 正治(循環器専門医) / 最終更新日

本ページの医療情報は一般的な情報提供を目的としています。症状の判断や治療方針は個々で異なるため、気になる症状がある場合は受診のうえご相談ください。

このような症状はありませんか?

  • 階段や坂道で以前より息切れしやすい
  • 夜間に横になると息苦しくなる
  • 足がむくむ
  • 疲れやすい
  • 急に息切れが強くなった
  • 咳が続く
  • 喫煙歴があり息切れがある
  • 体重が増えた
特に突然の強い息切れ、胸の痛み、意識のもうろつきがある場合は、急性心筋梗塞、肺塞栓症、重症心不全など緊急の可能性があります。救急受診も含めてご検討ください。

こんなときは、相談してよいサインです

息切れは、体力低下や加齢、肺の病気でも起こります。 一方で、「年のせいだろう」「受診するほどではないかも」と迷う方も少なくありません。

次のような場合は、一度ご相談いただいて差し支えありません。

  • 以前より明らかに息切れしやすい 階段や坂道で、以前は平気だった負荷で息が上がる
  • 夜間や横になると苦しい 枕を高くしないとつらい、夜間に息苦しく起きることがある
  • むくみや体重増加を伴う 足のむくみ、短期間の体重増加がある
  • 急に強くなった 急に息切れが増した、または胸痛・失神を伴う
  • 不安が日常生活に影響している 「また息が上がるのでは」と考えてしまい、活動を控えている

重い病気だと決めつける必要はありません。 受診の目的は「異常を見つけること」だけでなく、今の症状の意味を整理することでもあります。

息切れの原因として考えられるもの

心臓に関係する原因

心不全は、心臓のポンプ機能が低下し、息切れ・むくみ・疲労感などを引き起こします。高血圧、狭心症、心筋梗塞、弁膜症、不整脈(心房細動)などが背景にあることがあります。

弁膜症(大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症など)でも、進行すると息切れが目立つようになります。

心臓以外の原因

COPD(慢性閉塞性肺疾患)、喘息、貧血、肥満、甲状腺の異常などでも息切れが生じます。喫煙歴のある方では肺の病気も考慮が必要です。

当院で行う主な検査

心エコー検査

心臓のポンプ機能、弁の状態、心筋の動きを評価する重要な検査です。

心電図・ホルター心電図

不整脈や心筋虚血の手がかりを確認します。

血液検査(BNP/NT-proBNP)

心不全の程度を評価するマーカーです。当院では院内で約15分で結果が出ます。

胸部レントゲン・運動負荷心エコー

必要に応じて、肺や運動時の心機能を評価します。

当院での実際の流れ

息切れで来院された方には、まず症状の出方を丁寧にお聞きします。 「いつから」「運動時か安静時か」「横になったときどうか」「むくみがあるか」などが、次の検査を決める重要な手がかりになります。

  1. 問診・診察 症状の経過、喫煙歴、服薬、体重変化、むくみの有無などを確認し、聴診で心不全や弁膜症の有無を判断します。
  2. 心電図・心エコー 不整脈や心臓のポンプ機能・弁の状態を評価します。
  3. 必要に応じて追加検査 BNPなどの血液検査、胸部レントゲン、運動負荷心エコーなどを検討します。
  4. 方針の説明 経過観察でよいか、治療や精密検査・専門病院紹介が必要かをご説明します。

突然の強い息切れに胸痛や意識のもうろつきを伴う場合は、救急受診が優先です。 「少しおかしい」と感じる程度でも、相談してよいサインです。

よくある不安にお答えします

「年のせい」だと思います

加齢や体力低下でも息切れは出ますが、心不全や弁膜症が隠れていることもあります。「年のせい」と決めつけず、必要な検査で確認することが大切です。

肺の病気ではないでしょうか

COPDや喘息など肺の病気でも息切れは起こります。循環器の評価とあわせて、必要に応じて肺の可能性も考慮します。

むくみもあります

息切れとむくみが同時にある場合、心不全の可能性を意識して確認します。体重の変化も、受診時にお伝えください。

受診するほどではないかもと思っています

軽い息切れでも、進行すると日常生活に影響することがあります。様子見でよいかを一人で抱えず、専門医と整理してよい症状です。

監修医より

息切れで来院される方の多くは、「年のせいではないか」「受診してよいのか」と迷ったうえで相談されます。大切なのは、不安を我慢し続けることではなく、症状の意味を医学的に整理することです。

検査の結果、経過観察でよい場合もあります。一方で、心不全や弁膜症など、早めに見つけた方がよい病気が見つかる場合もあります。どちらであっても、「何が起きているか分かった」ことが、次の安心につながります。

院長 山本 正治(日本循環器学会認定 循環器専門医)

受診時にお伝えいただきたいこと

息切れの原因を絞り込むため、症状の出方について可能な範囲でお伝えください。

  1. いつから息切れがあるか
  2. 運動時・安静時・横になったときの違い
  3. むくみ・体重増加の有無
  4. 咳・痰の有無
  5. 喫煙歴
  6. 血圧の記録
  7. 現在の服薬
  8. 過去の心エコー・健診結果

広島市西区高須・東高須周辺で息切れが気になる方へ

息切れは加齢や体力低下と思われがちですが、心不全など治療で改善できる病気が隠れていることもあります。

階段で息切れ、夜間の息苦しさ、むくみなどが続く場合は、一度ご相談ください。